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今どきの税理士事情 その①(H30.09.1)

先日、久しぶりに会った友人との会話。

「仕事、何してるの?」「ん、税理士してる」

「へぇ~…経理とかパソコンで出来るのに、今どき、税理士に依頼したりするの?」

「。。。(絶句)」反論の気力もなく心の中で経理だけでは無~いわ!と叫びました。

では、税理士事務所ってどんな仕事をするのか、振り返ってみました。


顧問先様向けでは記帳業務は勿論、月次決算、税務申告、節税対策、決算対策、資金調達・資金繰り、経営指南、管理会計、給与計算や社会保険・労働保険の書類の作成などもしています。

最近では相続に関する相談や相続税対策のお仕事も増加の傾向であります。事業承継も実績をあげてきました。結構、大変です。


パソコン会計が導入されてすでに10年以上、今ではAI(人工知能)が税理士業界に登場するのもそんな先ではないと思います。

生活のいろんな場所に自動化が進んでおります。先日、初めてセルフレジというものにチャレンジしました。セルフレジって200万もするとか。しかし、レジうちのアルバイトさんの時給を考えると1年ほどでモトをとれますね。

こちらはさておき、さて、AIに税理士は勝てるのか?計算では絶対勝てません。何年もかけて勉強してきた難解な税法なんかもAIだと即座に答えれるんでしょうね。そしたら、われわれの仕事が無くなるのでしょうか。いえいえ、そんなことはございません。経営って答えが一つではないから。

たったひとつの大正解を導き出すのは機械は得意です。


ですが、「急がば回れ」「損して得をとれ」という柔軟な判断や、オーナーの気持ちをくみ取ったり、最大限の「強み」をひきだしたり、時には一緒に悩んだり喜んだり、叱責したり…コニュニケーションを求めることは出来ないのです。

だってAIは人間ではないから。


弊事務所においてもクラウド会計や自動仕訳をどんどん導入しております。まだまだ、使い勝手は納得いきませんが。

日々の入力業務がAIにとってかわる時代が来ようとも、時代が求める高付加価値のサービスを提供できる事務所でありたいと思う次第です。

(つづく)